台風による損害でも車両保険で補償されるのか
台風による暴風で飛ばされてきた物が車に当たり、ボディーが凹んだり、ガラスが割れたりしても、車両保険で補償されますか。
台風による損害でも補償されます。
例えば、・暴風で飛ばされた物が車に当たった。・台風による冠水で車が水没した。・台風による高波で車が流された。
こういった台風の影響による損害も、車両保険の対象となるのです。
もちろん、自動車保険に付帯されているロードサービスも利用可能です。台風の被害により車が自走不能になってしまっても、修理工場まで無料<注1>で搬送してもらうことができます。
<注1>無料で搬送してもらえる距離は保険会社によって異なります。
車両保険を使用した場合の等級
台風の被害により車両保険を使った場合、翌年度の等級は1つ下がります。
また、事故あり係数適用期間は1年プラスされます。
台風以外の天災による損害の場合は
ちなみに台風だけではなく、大雨や落雷、竜巻、雹(ひょう)などの天災による損害でも補償されます。
ただ、例外なのが地震、噴火、津波によるもの。この3つの天災は補償対象外となります。<注2>
莫大な被害が発生する可能性があることから、保険会社としてはリスクが高すぎるので、補償対象から外してあるのです。
<注2>
アクサダイレクトやチューリッヒ保険など、一部の保険会社には、地震、噴火、津波により、車両が全損した場合に補償する特約があります。
その他の災害による損害について
最終更新日:2018年4月11日