日本全国の自動車の盗難件数。車種別の盗難件数データ

自動車の盗難件数などのデータ

自動車に関する損害の要因は、事故によるものだけではなく、
車の盗難というのも十分考えられるものの1つと言えるでしょう。

 

これは警察庁発表の自動車盗難認知件数の推移です。

 

自動車盗難認知件数の推移
STOP THE 自動車盗難 自動車盗難の現状」より抜粋

 

 

自動車盗難認知件数の推移
日本損害保険協会HP」より抜粋

 

2008年から比べると、盗難件数は3分の1近くまでに減ってはいるものの
2017年は分かっているだけでも10213件もの盗難事件が発生しており、
これは1日あたり28台も盗難されている計算になります。

 

しかも、キーをつけたままで盗難される件数よりも
キーを抜いていて盗難されてしまう件数が3倍くらいあるんですね。

 

もちろん、駐車時にキーを抜いても意味がないわけではありませんが、、
キーロックだけでは盗難対策としては不十分ということは言えそうです。

 

車種別の盗難台数及び盗難率

車種別の盗難台数及び盗難率
STOP THE 自動車盗難 自動車盗難の現状」より抜粋

 

これは2017年に盗難台数が多かった車種TOP5です。

 

プリウスとハイエースの盗難台数が抜けていますね。

 

プリウスは世界的に人気のハイブリッドカーで、
バッテリーや動力用パーツを目的とした盗難が多いようです。

 

ハイブリッドシステムなどの故障の際に、新品への交換だと費用が高いので、
中古品の需要がひじょうに高く、それが盗難台数の増加に繋がっているるようです。

 

ハイエースは20年以上、常に盗難数上位にいる車種です。

 

国内だけでなく世界中でロングセラーとなっており、
窃盗団が盗難して海外へ売ってしまうことが多いようです。
こういった箱型の車は使い勝手が良く、海外に売りさばきやすいのかもしれません。

 

また、盗難率を見ると、ランドクルーザーが抜けています。
この表の盗難率は千台比ですから、1000台のうち何台盗まれているかという数字です。
2017年のランドクルーザーですと、1000台中2.2台が盗まれたということになります。

 

この表に乗っている車種はもちろんのこと、
他にも新車や高級車というのは盗難の危険性が高いので、
盗難に関しては特に気をつけたほうがいいでしょうね。

 

イモビライザーや、駐車場に設置するセンサーライトなど、
盗難防止装置がいくつかありますので、心配な方は検討してみましょう。

 

そして、万が一盗難されてしまった時のために、
車両保険を付帯することも検討するといいでしょう。
エコノミー型でも一般型でも、盗難被害は車両保険の対象となります。

 

「交通事故・自動車保険関連のデータ」の目次に戻る

 

<関連記事>

あなたは余計な保険料を払っていませんか!?

 

スクエアバンのアンケート

スクエアバンの説明

⇒スクエアバンでの見積はこちらから

最終更新日:2017年10月19日