ゴールド免許証の保有者の割合について

ゴールド免許証になる条件は、更新時に過去5年間に点数がつく事故や違反がないこと。保険会社にもよって異なりますが、多くの自動車保険では、ゴールド免許割引で保険料の優遇を受けることができます。
ただ、ゴールド免許証になるのって、頻繁に運転する人にはなかなか難しいことで、事故はなかったとしても、何かしらの違反で捕まってしまうことが多いんですよね。
実際、私も免許取得から20年ほどは車をかなり運転していましたが、その間ゴールド免許になったことはありませんでした。
事故は一度もを起こしていないのですが、ちょっとした違反で捕まってしまうんですよね。前回の更新時も、更新の2ヶ月ほど前に一時停止違反で捕まってしまい、ゴールドになることができませんでした。
ここ10年ほどは運転頻度がかなり減ったので、ようやくゴールド免許を取得することができました。
意外に高いゴールド免許の割合
ちなみに、ゴールド免許証の人の割合ってどれくらいなんだろうと思い、
調べてみたのですが、正確なデータは見つかりませんでした。
しかし、警察庁ホームページの免許更新時のデータから、近い数字は出せそうなのでご紹介します。
| 年度 | 初回更新者 | 違反運転者 | 一般運転者 | 優良運転者 (ゴールド) |
合 計 | ゴールド 割合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平成20年 | 1,179,231 | 4,351,008 | 2,974,039 | 6,802,037 | 15,306,315 | 44.4% |
| 平成21年 | 1,173,060 | 4,136,410 | 3,149,673 | 8,505,895 | 16,965,038 | 50.1% |
| 平成22年 | 1,122,824 | 4,029,017 | 3,272,484 | 9,326,244 | 17,750,569 | 52.5% |
| 平成23年 | 1,186,708 | 3,723,666 | 3,000,280 | 8,600,156 | 16,510,810 | 52.1% |
| 平成24年 | 1,077,634 | 3,565,666 | 3,023,181 | 8,298,364 | 15,964,845 | 52.0% |
| 平成25年 | 1,102,675 | 3,442,727 | 3,022,873 | 7,574,840 | 15,143,115 | 50.0% |
| 平成26年 | 1,093,741 | 3,269,219 | 3,098,845 | 8,756,801 | 16,218,606 | 54.0% |
| 平成27年 | 1,102,636 | 3,129,710 | 3,140,941 | 9,442,901 | 16,816,188 | 56.2% |
| 平成28年 | 1,085,004 | 2,926,360 | 2,934,749 | 8,996,976 | 15,943,089 | 56.4% |
| 平成29年 | 1,097,392 | 2,747,363 | 2,902,263 | 8,795,891 | 15,542,909 | 56.6% |
| 平成30年 | 1,089,096 | 2,550,783 | 2,820,233 | 8,342,940 | 14,803,052 | 56.4% |
| 令和元年 | 1,172,273 | 2,357,947 | 2,782,682 | 9,079,538 | 15,392,440 | 59.0% |
| 令和2年 | 1,047,033 | 2,173,387 | 2,709,773 | 9,381,932 | 15,312,125 | 61.3% |
| 令和3年 | 1,051,674 | 2,046,024 | 2,580,683 | 9,100,535 | 14,778,916 | 61.6% |
| 令和4年 | 1,066,922 | 1,838,064 | 2,536,173 | 9,126,721 | 14,567,880 | 62.6% |
| 令和5年 | 1,121,263 | 1,665,503 | 2,478,099 | 8,938,904 | 14,203,769 | 62.9% |
| 令和6年 | 1,130,398 | 1,523,273 | 2,421,310 | 9,405,865 | 14,480,846 | 65.0% |
出典:警察庁「運転免許統計」各年版
免許を更新する際には、事故・違反歴等によって受ける講習が変わるのですが、
警察庁ホームページにあるデータから、それぞれの講習を何人が受講したかを確認できます。
このうち「優良運転者講習」を受講した人がゴールド免許を取得した人になるため、
H20〜R6年に免許を更新した人のゴールド免許割合が分かりますね。
そこで、R6年のゴールド免許証の割合を計算してみると、
全講習受講者14,480,846人中、優良運転者講習を受講した人が9,405,865名ですので...
なんと、65.0%の人がゴールド免許をR6年に取得しているということです。
これには驚きましたね。新たに自動車免許証を更新した約3人に2人がゴールド免許とは・・
平成20〜令和1年のゴールド免許の割合だけ並べてみると・・・
- H20年:44.4%
- H21年:50.1%
- H22年:52.5%
- H23年:52.1%
- H24年:52.0%
- H25年:50.0%
- H26年:54.0%
- H27年:56.2%
- H28年:56.4%
- H29年:56.6%
- H30年:56.4%
- R1年:59.0%
- R2年:61.3%
- R3年:61.6%
- R4年:62.6%
- R5年:62.9%
- R6年:65.0%
見てのとおり、平成20年に「44.4%」だった割合が、
令和6年には「65.0%」と大幅に増加しています。
法改正による厳罰化や運転サポート車の標準化、
高齢ドライバーの免許返納促進などがすすんだことにより、
違反運転者の数が大幅に減少しているので、
それに伴い、ゴールド免許割合が上昇しているようです。
直近の数字から考えて、
現在の運転免許証保有者のゴールド免許割合は65%前後と言えそうです
ゴールド免許保有者の多くがペーパードライバーだとは言われているので、
ある程度高い数字かとは予想していましたが、6割以上がゴールド免許とは意外でした。
ちなみにゴールド免許保有者のうち、ペーパードライバーがどれくらいの割合なのかも調べてみました。しかし、信頼できそうな近年のデータは見つけることができませんでした。ペーパードライバーの定義にもよるんでしょうけど、2〜3割くらいはいるんでしょうかね。
「優良運転者」を対象に交付するという位置づけのゴールド免許ですが、ペーパードライバーの割合次第では、逆に「危険運転者」である可能性のほうが高いのではないかと思えてしまいます。
公開日:2018年5月6日
更新日:2026年6月29日



