通販型の自動車保険各社が発表の事故対応満足度を比較する

各社が発表している事故対応満足度で比較

事故対応満足度を紹介

このページでは、通販型自動車保険を扱う保険会社がそれぞれ発表している事故対応満足度のアンケート結果を紹介します。

 

CMなどで各社の数字をバラバラに見せられても、その満足度の数字が高いのか低いのかが、イマイチ分かりにくいのですが、各社の数字をすべて並べてみると、見えてくるものが色々とあるかと思います。

 

下の表が、各社の公式サイトで事故対応満足度の数字を調べてみた結果です。(2018年5月12日調べ)

 

セコム損保だけは、データが見つかりませんでしたので載せていません。また、チューリッヒ、三井ダイレクトは5段階評価でアンケートを取っているようですが、「満足」「やや満足」「普通」をまとめて何%というような表現をしており、それぞれの評価が何%ずつなのかを開示していませんでした。

 

各社の事故対応満足度アンケート結果

 

セゾン自動車だけ6段階評価。その他はすべて5段階評価となっています。

 

イーデザイン損保の「満足」が80.1%とひじょうに高いのが目立ちますね。
「満足」「やや満足」を合わせると93.0%ですから、かなり良い数字と言えるでしょう。

 

保険会社以外の第三者の満足度調査でも、比較的良い結果が出ている同社ですが、
自社の調査の結果でも、かなり高い数字が出ているようです。

 

ソニー損保も良い数字が出てますね。
同社のアンケートは「満足」「やや満足」ではなく、
「とても満足」「満足」という分け方になっています。

 

その分、他社に比べると最高評価が得られにく方式になっているため、
2番目に良い評価である「満足」の割合が多くなっています。

 

セゾン自動車(おとなの自動車保険)は、唯一6段階評価を採用しており、
「普通」という項目を無くして、必ず満足か不満かを選ばせる方法であることが特徴。

 

他社が5段階評価なので、この結果で比較するのは難しいのですが、
こういうアンケートの取り方には好感が持てますね。

 

会社によって満足度の定義が違う

各社はこれらの数字を使って、「満足度◯◯%!!」と言って宣伝しているのですが、
実は会社によって、満足度に入れる項目が違うんですよ。知ってましたか??

 

5段階のうち「満足」と「やや満足」の2項目の数字を合わせたものを満足度というところと、
「普通」以上の3項目の数字を合わせたものを満足度と呼ぶところがあるんです。

 

例えば、「満足度93%!!」なんて言われても、それが普通以上の数字なのか、「満足」「やや満足」の数字なのかで、ずいぶん違ってきますよね。

 

そこで、当サイトでは3つの条件で、それぞれの保険会社の事故対応満足度アンケートの数字を比較してランキングにしてみました。

 

ただし、前述のとおり、セゾン自動車だけが6段階評価で他社との比較が難しいため除いてあります。

 

「満足」「やや満足」の2項目

事故対応に「満足」「やや満足」

イーデザイン損保とソニー損保の2社が抜けていますね。この2項目だけで90%を超えているのはかなりすごいことかと思います。

 

チューリッヒと三井ダイレクトはこの2項目の個別の数字が開示されていませんでしたので「?」としてあります。

 

でも、チューリッヒのほうは下記のランキングで良い結果が出ていますので、
この2項目の数字もかなり良いものになっている可能性が高そうです。

 

「満足」「やや満足」「普通」の3項目

事故対応は普通以上

「普通」以上で比較すると、チューリッヒが96.6%でトップで、イーデザイン損保とソニー損保が続いています。

 

上記の「満足」「やや満足」の2項目での比較だと、各社の数字がバラけましたが、「普通」を入れた3項目だと各社の数字はかなり僅差となりました。

 

最下位はSBI損保。実は5年前にも同様の比較をやってみたのですが、その時も最下位でした。

 

「やや不満」「不満」の2項目

事故対応の不満率

これは満足度の反対で「不満率」ですね。保険会社を選ぶ時には満足の数字よりも、こちらを気にしたほうがいいのではないかと思います。

 

一番不満率が高かったのは、圧倒的な保険料の安さが売りのSBI損保。不満率が9%というのは酷い数字です。

 

5年前に比較した際にも不満率は一番高く10%でした。
安かろう悪かろうというものでしょうか。

 

逆にチューリッヒの3.4%というのはすごいですね。一番低評価となる「不満」だけの数字は1.6%で、他社と比較して一番低い数字でした。

 

これらの数字はあくまでも各社がそれぞれ調査したもの

この満足度アンケートの結果については、同じ条件で行われたものではなく、各社がそれぞれ作ったアンケート用紙にて行ったものです。そのため、これらを比較しても公平な結果とは言えないかもしれません。

 

イーデザイン損保のように「普通」ではなくて、「どちらでもない」という選択肢にするだけで、「どちらでもない」と回答をする人は減り、どちらかというと「満足」に流れる傾向があります。

 

また、アンケートのレイアウトや、他の質問内容、アンケートに回答したときのプレゼント有無などによっても、満足度の回答に影響を与えることは可能です。

 

よって、このページの満足度比較の結果が悪いからといって、必ずしも事故対応力が弱いのかというと、それはわからないというのが正直なところ。

 

なのでその点を踏まえたうえで、このページの情報は参考にしていただき、別に第三者団体が発表している「顧客満足度ランキング」のページもありますので、そちらもあわせてチェックしてみることをオススメします。

 

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