自動車保険の乗り換えの時、嘘の等級を申告したらバレるか

保険会社を乗り換える際、嘘の等級を申告してもバレないのでは?

自動車保険の保険会社を乗り換えるときに、前保険の情報を申告しますが、その時に嘘の等級を申告したら、バレずにその等級で契約できてしまうものなのでしょうか。

虚偽の等級申告について説明する男性

保険会社によっては、契約前に前保険証券を見せる必要がありますので、それを偽造しない限りは難しいとは思います。

 

でも、通販型の自動車保険では、口頭もしくはPC入力による申告だけで、証券の確認を省略することが多いため、嘘の等級でも契約はできてしまいます。

 

ただし、自動車保険には契約情報交換制度があります。保険会社は契約を締結したあと、その制度により前契約の情報を確認するため、その時点で等級の嘘は必ずバレるのです。

 

⇒自動車保険の契約情報交換制度

 

だいたい契約してから1ヶ月前後たった頃に発覚するのですが、その時点で等級は訂正され、差額の保険料も請求されます。(もちろん高い等級に訂正する場合は返金されます)

 

中には、自分が嘘をついていたり、間違えたにも関わらず、
「今さら追加で払えなんておかしいだろう!」と文句を言って、
その等級訂正に応じない契約者もいます。
そんな場合、保険会社はその契約を解除することになります。

 

また、訂正される等級によっては、
補償内容の変更もされる可能性があります。

 

保険会社によって、等級に応じて補償内容の制限を設けています。
例えば、「4等級以下だと車両保険はつけられない」とか、
「6等級以下の契約は、車両保険の免責金額をゼロにはできない」などです。

 

誤った等級で契約して、訂正された後に、補償内容の制限がかかる等級になった場合に、
等級だけではなく、補償内容もその制限に応じて訂正されることがあるのです。

 

故意に違う等級を申告するというのは、
契約者の義務の1つである告知義務に違反することになります。
悪質だと判断された場合、事故があっても補償されない可能性までありますので、
契約の際には正しい申告をするようにしましょう。

 

⇒自動車保険契約者の3つの義務とは

 

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公開日:2014年1月23日

更新日:2020年10月31日

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